にじいろ歯科クリニック

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2023/10/18

 


虫歯になってしまい歯を削ったあと、どのような詰め物(又はかぶせ物)を入れるか悩むところですよね。
今回は、詰め物・かぶせ物の種類やメリット・デメリットについてお話したいと思います!

 

 

銀歯について

 

メリット


・保険適用の為、安価
・強度がある 

 
デメリット


・見た目
口を開けた時、笑った時などに目立つのでコンプレックスに感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
金属の詰め物やかぶせ物を長期間入れていた場合、見た目の変化も出てきます。
金属を使用した詰め物・かぶせ物は年数が経過していくと少しずつ歯肉(歯ぐき)の方に金属のイオンが溶出してくるため、かぶせ物の境目近くの歯肉が黒っぽく変色してきます。


・金属アレルギーのリスクがある
口の中は唾液などにより湿った状態であり、口の中の金属は少しずつ溶けていきます。 
金属が腐食すると、発生した金属イオンが体内のたんぱく質と結合し、それが身体から異物とみなされるとアレルギー反応を起こします。

歯科金属のアレルギーで引き起こされる疾患は、皮膚症状(アトピー、湿疹、ニキビなど)が圧倒的に多く、口の中の金属が原因であるにもかかわらず、その症状は口の中にほとんど発症せず、口から離れたところにある皮膚に発症することが多いです。
そのため、アレルギーの原因が歯科金属なのかどうかの判断がとても困難になります。 
原因が分からないと原因を取り除いて治療するということが難しいです。
必ず発症するものではありませんが、心配な方はあらかじめ金属を避けることをお勧めします!


・虫歯再発のリスクがある
銀歯は歯との接合性が低いため、治療後しばらく経つと歯と銀歯の間にすき間が生じます。
すき間に歯垢や歯石が溜まると、むし歯が再発する恐れがあります。

 

 

 

 

セラミックについて

 

メリット


・見た目が綺麗
・金属アレルギーのリスクがない
・虫歯再発のリスクが銀歯と比べて少ない
歯との接合性に優れているため、歯とセラミックの間に虫歯ができにくいです。
また表面がつるつるしているので、銀歯と比べて歯垢が付着しにくいです。

・腐食、劣化しないので長期間使用しても自然な白さを保つ

 

 

デメリット


・保険適用外

・強い衝撃により割れることがある
歯に使用されるセラミックは天然の歯に近い硬さに強化されており、簡単に割れることはありません。
ただ、お茶碗を落とすと割れるように、陶器の性質として衝撃への弱さがあります。
普段歯ぎしりをされる方、食いしばりが強い方は、セラミックへの負担を減らすためにマウスピースの使用が必要になることがあります。


・再治療が必要になることもある
セラミック自体は虫歯になりませんが、その周囲の歯が虫歯になったり、それを支える歯肉や骨が歯周病になる可能性があります。
定期的なクリーニングや検査、場合によっては再治療が必要です。

 

 

 

当院では、TC(トリートメントコーディネーター)によるコンサルを行っています。

患者様一人ひとりに合った詰め物・かぶせ物をお勧めしたり、金額や材質についてなどの説明をしています。

今後、詰め物・かぶせ物を入れる予定のある方や、今お口の中にある金属が気になっている方は気軽にご相談ください。

 

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