沈黙の病気 歯周病とは?
2024/04/03
歯周病とは?
歯周病は歯茎の骨が溶ける病気。
痛みなどの目立つ自覚症状がないことから、沈黙の病気とも言われています。
重度の歯周病になると、最終的には歯が抜けてしまいます。
歯周病の進行段階
1.
自覚症状はありませんが、少しずつ歯石ができ始めてきます。
2.
自覚症状はありませんが、歯肉が腫れることも。
歯石が目立つようになり確実に進行してしています。
3.
歯茎が赤く腫れ出血する頻度が高くなります。
歯石が歯周ポケットの中にもつき始めます。
4.
物を食べると歯が痛むまでに進行してしまいます。
歯を支える骨もかなり溶け、膿が出ることも。
かなり危険な状態です!
自覚症状があり、気づく方が多くなってくるのは3くらいの段階です。
進行すればするほど口臭も強くなっていきます。
歯周病が及ぼす悪影響とは…
〇口臭
自覚がなくても「口が臭い」と周囲から不快に思われる
〇見た目
悪化すると歯肉が下がってきます
〇食事
末期になると歯がぐらついたり抜けたり、重症化すると
好きなものが食べられず、食事が楽しめない
全身の健康と歯周病の関係
さまざまな病気の発症リスクを上げたり、悪化させることがわかっています。
〇歯周病の原因
口腔内環境 …… 歯並び・歯石・不適な冠(かぶせ物)
生活習慣 …… 喫煙・ストレス・食習慣・不規則な生活
〇歯周病になると発症するリスクのある病気
脳梗塞・誤嚥性肺炎・動脈硬化・糖尿病・心筋梗塞・その他心疾患
妊婦の場合は、早期低体重出産などのリスクも上がってしまいます。
自分には無関係…なんて思っていませんか?
「まだ若いから歯周病は関係ない!」
歯周病は年配の方だけがなる病気ではありません。
30代以降徐々に免役力が低下するため急激に歯周病が増加します。20代から予防することが大切です。
「歯周病の予防グッズを使っているから大丈夫!」
セルフケアを行っていることはとても良いことです!
しかし歯周ポケットに潜んでいる歯石は自力では取れません。
見えないところ・取れないところは歯科医院で定期的に取り除いてもらいましょう。
「今まで虫歯ゼロ!だから歯周病の心配はない!」
虫歯と歯周病は原因菌が違うので無関係。
何年も歯科を受診していない人は要注意です!
歯周病セルフチェック
✓ 歯磨きの際歯ぐきから出血する
✓ 歯が伸びたような感じがする
✓ 口臭が気になる
✓ 歯茎が赤く腫れている
✓ 口の中がネバネバする
✓ 歯茎が痛い
✓ 歯肉が下がってきた
✓ 歯がグラグラする
1つでも当てはまったら歯科医院の受診をお勧めします!
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にじいろ歯科クリニック
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