食欲のないときのごはん
2022/08/19
こんにちは
にじいろ歯科クリニック 管理栄養士です。
お盆を過ぎ季節は残暑になりました
体調崩されていませんか?
まだ、暑い日も続き、汗もかきやすく、
その汗が蒸発するときに体を冷やしてしまう原因にもなります。
季節の影響から、体温調節や発汗作用がうまく働かなくなると
風邪を引いたり、おなかをこわしたり、顎の痛みや歯痛、頭痛など、
なんらかの症状で不調を感じる方も多いです。
そんな梅雨の時期や症状があるときに、ぜひ食べていただきたい食品が
「梅干し」です。
梅干しは、クエン酸やリンゴ酸・コハク酸などの、さまざまな有機酸を豊富に含み、
その有機酸が代謝を促しおなかの調子を整えたりもします。
他にも、たんぱく質、ビタミンE、カリウム、カルシウム、リン、鉄、なども豊富に含んでおり
いろいろな栄養を摂れる食品です。
酸っぱい梅干しが苦手な方もいらっしゃるので
無理におすすめはできませんが、
梅干しの すごく良いところ!をご紹介します。
酸っぱい味がするので、酸性度の高い「酸性食品」と考えられがちな梅ですが、
クエン酸を豊富に含むため「アルカリ性食品」に属しています。
アルカリ度の高い食品は、口腔内清掃や、虫歯予防にも最適な食品です。
また、人の体は不思議なもので、梅干しなどの刺激が強い酸味食品を想像したり、
食べたりした時には口の中で唾液が大量に分泌されますが、
それは脳からの信号により、口の中に唾液を分泌させるという
体に自然と備わっている働きからおこります。
知らずしらずのうちに脳から送られた信号によって唾液が分泌されると
口内環境が良くなり、虫歯になりにくくなるというのであれば
梅干しや酢の物を食べてみる機会も楽しくなりそうですね。
食べることは生きていく上で必要不可欠なものであります。
美味しさは五感だけでなく
食を取り巻く環境や心の状態にも大きく影響します。
小さな頃から いろんな味に触れて
見る・触る・においをかぐ・音を聞く・味わうという五感を刺激して
味覚もたくさん育んでいただきたいと思います。。
梅ご飯、梅じょうゆ、サラダのドレッシングなどからでも
手作りで少量ずつ食事で摂るのもいいですね!
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虫歯によって溶け始めた歯は、初期ならば唾液による再石灰化で修復が出来ます。
(ある程度以上に虫歯が進んでしまうと、唾液の再石灰化では修復することはできません。)
虫歯が進行してしまう前に、毎日の食事からとる食べ物や栄養からも
虫歯予防に繋がります。
定期的に歯医者さんでお口の中のチェックをして
虫歯予防を心がけましょう!
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にじいろ歯科クリニック
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