酸蝕症にご注意を!
2022/07/25
こんにちは
先週から夏休みにはいり
にじいろ歯科も午前中からお子さんが来院し
夏休みに入ったことを実感しました。
さて、暑くなると冷たい食べ物や、飲み物を飲む機会が増えますよね!
野外活動でも汗をかいたり、スポーツなどを行う機会も増え、
体を動かした後に飲むスポ―ツ飲料や炭酸ジュース、アイスなどは
おいしく感じますし、飲む量も多くなります。
飲み物や、食べ物には「pH」(ピーエイチ…酸性・アルカリ性を表す単位)があり
数値1から14までの値の中で、7が真ん中の「中性」。
pHが7より小さいと「酸性」、7より大きいと「アルカリ性」となります。
毎日、摂取する飲みものの酸性度によっては
歯の表面をおおうエナメル質は溶けて
更には、お口の全体の健康に影響する可能性が大きくなるため
飲み物の酸性度には特に気をつけていただきたいです。
普段の食生活の中で、酸性の食品を避ける必要はありません、
これから暑くなる季節は特に
摂り方、飲み方を見直して歯を酸蝕から守りましょう。
エナメル質が酸による影響として、
●黄ばむ●光沢を失う・変色する●半透明になるン●しみる●歯の先端が丸びを帯びる
などの「酸蝕」という症状があります。
1.スポーツ飲料
酸性の飲み物の影響が特に出やすい小中学生。
生えたばかりの永久歯は、まだ柔らかく、酸蝕の影響をうけやすい年齢期です。
永久歯の生え変わりが盛んな時期の小・中学生が
クラブや部活動などの水分補給にスポーツ飲料や、炭酸飲料を頻繁に飲み続けると
歯が酸性環境にさらされる時間が長くなり、酸蝕症のリスクが高まります。
お水やお茶などをこまめに摂り、酸性環境でない時間をとりましょう。
2.健康・栄養ドリンク
健康志向の高まりで、ますます人気の健康・栄養ドリンクは
美容や、健康に良いのは嬉しいことですが、歯が溶けやすいとなれば話は別!!
黒酢・レモン系飲料、ビタミン飲料など、量が少なく直接歯に触れる時間が短いとはいえ
酸性度は高いので毎日飲料には要注意です。
飲んだ後には必ずうがいをしましょう!
3.アルコール
アルコールは飲みすぎが体に悪いわけではなく、
酸性度は高めであるため、歯が溶けやすい飲み物でもあります。
お酒は飲み始めるとついダラダラと飲み続けるもの。
しかも歯を磨かずに寝てしまったり・・・など歯磨きがおろそかになりがちなので
ご注意ください!
絶対飲まない!ことが一番ですが、そういうわけにもいきません。
飲み物・口にするものを見直し、上手にな付き合い方を考えながら
「酸蝕」の症状が進行してしまう飲み物との上手に付き合い
おいしく飲んでいただきたいと思います。
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にじいろ歯科クリニック
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