唾液がないと老化が進む？

 

毎日当たり前のように出ている唾液。

みなさんは唾液にどのような効果があるか考えたことはありますか？

 

 

唾液のパワーはこんなにすごい！

 

 

〇　飲み込みやすくする

 

唾液中のムチンという物質の働きによって、

食べ物を柔らかくしたり口内を滑らかにして嚥下を助けます。

 

 

〇　病気を予防する

 

唾液にはラクトフェリンなど抗菌作用がある成分がいくつか含まれ、

菌に侵入を防ぎます。

 

 

〇　がん予防

 

ペルオキシダーゼという酵素は食物内に含まれる発がん性物質の

発がん作用を消す働きがあります。

 

 

〇　アンチエイジング

 

耳下腺から放出されるパロチンというホルモンが、

筋肉・内臓・骨・毛髪の発育を盛んにします。

 

 

〇　脳を活性化

 

神経成長因子が含まれているため、神経細胞を活性化し、

脳神経の機能を回復してくれます。

 

 

〇　虫歯・歯周病予防

 

唾液は口内を洗い流し、清潔に保ちます。

また、歯の再石灰化で虫歯も予防します。

 

 

 

 

もしかして、ドライマウス？

 

ドライマウスとは口腔乾燥症のことで、唾液分泌が少なくなる症状です。

原因は、薬の副作用や特定の病気が挙げられますが、口呼吸などの習慣やストレスが関係することも。

日頃からリラックスを心掛け「口が渇く」「口臭が気になる」など心配な点は歯科医院にご相談ください。

 

 

唾液には、老化の大きな原因ともいわれる「活性酸素」を減少させる働きがあることがわかっています。

歳を重ねると唾液が減少する傾向があります。

 

 

 

 

唾液を増やすためには…？

 

〇　よく噛んで食べる

 

噛むことで唾液腺が刺激され、唾液が分泌されやすくなります。

一口30回を目標にしましょう！

やわらかい物ばかりでなく、歯ごたえのある物を食事に取り入れるのもいいですね！

 

 

〇　こまめに水分補給する

 

唾液の主な成分は水です。

脱水にならないよう意識して水分補給しましょう。

 

 

〇　唾液腺マッサージをする

 

刺激すると唾液が分泌される３つの唾液線があります。

 

耳下腺　…　上の奥歯の辺り

 

 

顎下腺　…　顎の骨の内側

 

 

 

舌下腺　…　顎の真下

イラスト：リハツバメ

 

 

 

 

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